公益財団法人 向日市埋蔵文化財センター

平成29年度調査研究成果展『先祖の記憶-古墳時代の祖霊観-』

平成29年度調査研究成果展『先祖の記憶-古墳時代の祖霊観-』

京都盆地で最初に築かれた大型前方後円墳である五塚原古墳は、墳丘に埴輪が並べられていませんでした。しかし、その外周では埴輪を棺に転用した埋葬が行われています。使用された埴輪は、古墳築造後100年も経過したころに製作されたものとみられ、古墳時代のひとびとの祖霊観や系譜意識を重要な事例となります。古墳の被葬者が埋葬れた後にいかなる扱いをうけ、子孫はどのようにして先祖とのつながりを示そうとしたのか、埴輪棺や追葬・改葬資料から古墳時代の人々の意識にせまります。


会期:平成29年9月2日(土)~10月9日(月・祝)

会場:向日市文化資料館1階ラウンジ 入館無料

開館時間 午前10時~午後6時(入館 午後5時30分) 

休館日  9月4・11・19・25日、10月2・3日

京都府向日市寺戸町南垣内40-1 

阪急東向日駅西口から徒歩8分、JR向日町駅から徒歩約15分